パドマへようこそ

バリ島の楽器グンデル・ワヤンを中心に演奏するグループ”パドマ”の練習日記、日々の雑記、演奏会の案内などを載せています。

バリの影絵芝居本、出ました[2009年11月20日(金)]

日本随一の影絵人形芝居師(ダラン)・梅田英春さんの本が出ました。
「バリ島ワヤン夢うつつ」ジャワの影絵芝居の本はたくさん出ているけど、バリの影絵についてのまとまった本は、日本では初めて。
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私もあったことのある、トゥンジュク村の味なダラン、ラジェグさんや、
残念ながらお会いする前に亡くなられた名物グンデル演奏者ヤシさんなど、味なおじいさんが勢ぞろい。爺文学としてもなかなか笑顔

バリの村の人々にしごかれたり、してやられたり、おしえられたり、さまざまな経験を繰り返しながらダランになっていく物語は、多分バリのことを知らない人でも楽しく読めると思う。バリに興味がある人はなおさら、ワヤンをとりまく人々の生活や習慣について興味深く読めると思います。皆でこの本を買いましょう。皆さんの手で、めざせアマゾン第1位!

Posted at 14:48 | 音楽とか本とか | この記事のURL | Clip!! | コメント(0)

遠来より友来る[2009年11月18日(水)]

ここ10日ほどの間に、久しぶりに会う遠来の友人が突然やってくる、ということが二回もあった。嬉しいオドロキ。

まずライブ終了の夜、帰宅すると留守電が点灯していて、なんと台北から友人のL先生が東京にやってきたのだった。L先生は江戸時代の日本に伝わった中国の音楽(明楽・清楽という)の研究をしている。日本人で一応音楽学者のはしくれとはいえ、私はほとんど知らないこの音楽は、台湾の北管・南管と呼ばれる古典音楽ととてもよく似ているのだそうだ。今回は演奏会を聞くために来日したという。

翌日、先生が宿泊している人形町でたいへん庶民的なとうふ料理屋に入り、ちゃきちゃきのおかみに仕切られながら、がんもどきをいただく。これがものすごくデカイ。かぼちゃくらいある。
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この巨大なガンモをケーキみたいに切り分けていただく。甘めの汁で煮付けてあり、中にはなんと栗と銀杏が入っていた。
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さてその一週間後、今度は群馬の友人Hさんから突然電話がかかってきて、東京にいるという。お会いするのはなんと10年ぶり。渋谷のロゴスキーでロシア料理ランチ。最近ロシア料理が続くが、こちらは老舗の貫禄があり、クラシカルな雰囲気である。
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Hさんは「絵を描くお医者さん」なのだが、長い付き合いなのに一度も絵を見せてくれない不思議な人だ。でも近い将来に是非小さな展覧会やりましょうよ、そこでパドマがグンデル演奏もしますよ、と話す。
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あまりゆっくり話せなかったけど、遠来から友人が来て、会おうといってくれることって嬉しいな、一緒にご飯を食べるって、楽しいなと思いました。人間にとって大切な友人と食を共にするって、重要なことだと思います。

Posted at 08:18 | パドマ日常 | この記事のURL | Clip!! | コメント(1)

江古田の味な看板[2009年11月17日(火)]

江古田の駅まで味な看板を見つけた。
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多分手作りの等身大パネル。なんだか不思議に「盛り」の髪型でおちょぼぐちの和服の女性。そして髪の毛には菊の生花がさしてある!

実はこのパネル、先週も見かけたんだけど、急いでいて写真を撮れなかった。今週再び通りがかってみると、やっぱり生の花がささっている。冬とはいえ、さしっぱなしでは萎れると思うので、多分、マメにとりかえているんだろうな。

愛情が感じられる。東京ではなかなか遭遇しない、味わいである。

Posted at 22:03 | パドマ日常 | この記事のURL | Clip!! | コメント(0)

偶然とはあるもので[2009年11月16日(月)]

皆様ライブご来場ありがとうございました。パドマ事務局長です。

今回の11/7ライブ練習追い込みの11月初旬、2日間続けて同じタクシーを利用したことがありました。
同じ会社、ではありませんよ。「同じタクシー」です。
別々の練習場所から、違う日、違う時間に「小○急交通」に配車を依頼したら、
同じ車が来た!

「あのー、昨日も運んでいただいた方ですよね?」
「あ、そう、そうです」

口下手ですが丁寧な方でした。どうもありがとう。偶然とはあるもんだ。。。

Posted at 19:49 | パドマ日常 | この記事のURL | Clip!! | コメント(0)

植木屋さんの後には[2009年11月13日(金)]

実家の小さな庭に植木屋さんが木の手入れに来た。
母が窓の外を見ながら「植木屋さんの後には、ジョウビタキが来るっていわれたのよ」という。二人で眺めているとしばらくして、本当に小さなオレンジ色のジョウビタキが現れた。

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私の家の付近も、緑が多くて都内のわりには鳥がいるけど、ジョウビタキは本当にたまにしか来ない。オレンジ色のお腹がぷっくり。羽に白い斑があるのが目印。切りたての木の匂いがするのかな。樹液を食べるのか、虫が狙いか。
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今の都内の住宅事情では、狭くても庭がある家なんて贅沢だ。ジョウビタキが来るような家に住んでいる両親が羨ましい。

Posted at 17:24 | パドマ日常 | この記事のURL | Clip!! | コメント(0)

わかる・わからない[2009年11月12日(木)]

先日のクーリヤッタム公演のあとで、いろいろな方々から感想をいただいた。その大半は音楽というより、クーリヤッタムの身体言語(ムドラー)に関するもので、「分かった/分からなかった」という話が多かった。

お話は「桃太郎」だったので筋は分かるはずだけど、ムドラーの中には即物的な描写表現だけじゃなく、抽象的な表現(たとえば「昔々」「あるところに」とか)もあるし、一つ一つを逐語的に理解するためには、かなりの知識が必要なのだ。

「分からない」ままパフォーマンスが進行していくことは見ている人を不愉快にさせたり、飽きさせたりする。「分かる」ことが「面白い」と感じるための一つの大切な要素なのだ。クーリヤッタムに限らず、グンデル・ワヤンの音楽、授業の内容、研究論文にいたるまで私の活動範囲のほとんどにあてはまる。だけど本当に「分かる」ことが面白くて、「分からない」ことはつまらないのかな。

「分かってほしい」という気持ちはいつもあるし、だからライブなどでも野暮かな、と思いつつ説明をしたりする。でも「分からせなければならない」と考えることは時々負担。

「分からない」けど面白い、つまりは「もっと分かりたい」という気持ちにさせるようなパフォーマンスを目指したいと思います。

Posted at 20:08 | パドマ公演 | この記事のURL | Clip!! | コメント(0)

吉祥寺でロシア料理[2009年11月11日(水)]

先週、音楽研究者仲間のTさんと吉祥寺のCafe Russiaへ行ってみた。
お店の扉には「ロシア料理とグルジア料理」と書いてある。
現在政治的には緊張関係にある両国だけど、お料理は仲良く並んでいる。
ロシア料理は都内にいくつか老舗があるけれどグルジア料理ってどんなの?

サイトには「ロシア、ウクライナ、モルドヴァのスタッフが作ってます」と書いてある。(グルジア人はいないみたい・・・)たしかにお店の中には肌が抜けるように白く、鼻筋の高い、綺麗な顔の、背の高い、つまりロシアンなイメージにぴったりの若い男女スタッフが働いていた。とはいえロシア人とウクライナ人の区別は私にはつかない、ごめんなさい。でもきっとウクライナ人も、韓国人と日本人の区別はつかないだろうな、などと考える。

ランチは980円で、ピロシキ、ボルシチ、メイン一品とデザート。お得な感じ。Tさんはきのこのつぼ焼きランチ、私はサーモンのブリニ包み、という聞いたことのないメニューを試してみることにした。

ボルシチはお野菜たっぷり、酸味(トマトかと思ったらビーツだそうだ。そうだよね、ロシア料理といえばビーツ)とクリームがあってて美味しい!
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私の頼んだメニューは全体にあっさり味で野菜がたっぷりでとても気に入りました。店内の雰囲気も悪くない。なんか奇妙にピンクっぽいんだけど。

そしてメインは「サーモンのブリニ包み」という名前で、うすーいクレープみたいなパンケーキの上にサーモンと野菜が散らしてある。クレープはしっとり。(奥のほうに写っているのはTさんが頼んだ、きのこのつぼ焼き)
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ロシア料理というと、お店の雰囲気もどこかクラッシックでよくいえば格調高い、レトロな雰囲気でお客さんも年配の人が多い。私はオサレすぎる店よりは、そういう古めかしい感じも嫌いではないのだけど、ここはもう少し現代的な雰囲気なのもいいな、と思いました。

Posted at 09:27 | パドマ日常 | この記事のURL | Clip!! | コメント(0)

ムリウイライブにご来場ありがとうございました[2009年11月08日(日)]

パドマのムリウイ・ライブ無事終了いたしました笑顔
たくさんの方においでいただき、ありがとうございました。

今回の中心プログラムはクーリヤッタム版「桃太郎」。
演目も新作で、日本の昔話をインドの表現方法でやるというのが挑戦だったけど、そもそも南インドの芸能とバリのガムランを一緒にやるコラボそのものも挑戦なのだった。

入野さんのクーリヤッタムとパドマのグンデル・ワヤンのコラボ創作は、おおよそ3年くらい。断続的にだけど、続けることで「異種格闘」にはつきものの、やりにくさが解消されて、少しずつお互いの距離を縮めてきた感じがする。パドマは器用に何とでもすぐにセッションできるグループではないので、その分時間をかけて見えてくるものを追求したいと思う。

いつになく真面目な主宰ドクロ
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当日のセッティングです。前回はテーブル席のみでよく見えない、という声があったため、今回は桟敷を用意してみました。それでもギュウギュウデ申し訳ないすいません
曲目:1.Canggak Mrenggang 2.Lelasan megat yeh (dari Karangasam) 3.Suara perdana 4.Sekar Sungsang (休憩)5.桃太郎!

Posted at 09:44 | パドマ公演 | この記事のURL | Clip!! | コメント(0)

プリミティヴ・スカラー[2009年11月06日(金)]

ライブ以外でもばたばた走るしている。重なるときは重なる。

約10日間で二つのプロポーザルサルを出さなければならなくなった走る。慌ててやらなきゃいけなくなった理由の一つ目は、自分のせいではない。連絡が遅くて(海外の学会だったので郵便事情も理由かも)、会報を受け取ったのが締め切り1週間前だったのだ。必死で提出した直後に、締め切りが10日延期されたことを知る。なんじゃそりゃ!怒り

もう一つは完全に自分のせいで、締め切りを5日間間違えていた。気づいたときには既に提出5日前困った。自分の書類は何とかなるが、こちらは推薦状が必要なのだ。元指導教官の大先生に(実際に大きい)メールで泣きつくが、先生は出張中でなんと福建省にいらっしゃると判明困った。しかし帰国翌日にダッシュで推薦状を書いてもらい、直接受け取りに行って翌日投函すればギリギリ間に合うことが分かった。

なんという素晴らしい心の広い師匠であろうかキラキラ先生にはいつも「酒が飲めない」という理由で苛められているのだが、もう苛められても文句言いません、黙っていくらでもお酌しますから!先生!本当にすみませんすいません!!絶対に無事に帰ってきて、絶対に無事に書いてください推薦状!

そして問題は自分の作成する書類だが、申請用紙がPDFファイルなので、専用のソフトをインストールしないとPC入力できない。フリーソフトもあるみたいだが、こういう時間のない時に新しいソフトを試すのは危険。当初、手書きにしようと思ったけど、やっぱりワープロ文字の方が読みやすい。悩んだ挙句、結局はさみとノリで切り貼り落ち込みなんというプリミティヴな解決策であろう。「性別」の欄に貼る、「女」という10.5ポイントの一文字を切り抜きながら、だんだん、こんな自分が就職できないのも仕方ないという気がしてくるのだった。

Posted at 08:51 | パドマ日常 | この記事のURL | Clip!! | コメント(0)

ライブ準備最終段階[2009年11月04日(水)]

いよいよ、パドマのムリウイライブが今週末に迫ってきた。連休中はコラボの最終練習も大詰めを迎えた。

最終練習日の夜のこと。いつものように区の施設に楽器を搬入し、廊下でお弁当を食べていると、隣の「集会室」から「け、けものになっちゃうよ!」という大きな声が落ち込み。「け、けもの?」どうやら芝居の稽古らしくて、何度も何度も「け、けものになっちゃうよ!」「け、けものになっちゃうよ!」と繰り返し聞こえる。どんな内容なのだろうか?

後で練習を見学に来たCさんが到着した際には
「これがおれの王国だ!」というセリフが聞こえたそうだ。
けものの王国?野生の王国?ムツゴロウさん?

今回のライブの目玉は、南インドの古典舞踊劇・クーリヤッタムのIさんと、パドマの新作コラボ。手や腕のかたち、目線や表情をつかって、さまざまな「ことば」を身体で表現する演劇・クーリヤッタム。今回は誰でも知っている日本の昔話をクーリヤッタムの語法でやってみることにした。いろいろな登場人物(登場動物)をたった一人で演じ分けるIさんの動きに、必死についていく。
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グンデル・ワヤンはもともと影絵芝居の音楽なので、物語や登場人物の動きにあわせて演奏するというのは、本来のかたちに近いから、「異種」同士のコラボでもすんなりいくところが多い。とはいえ、新しいものをつくるのは、大変な作業だ。でもお互いにだんだん相手の表現がつかめるようになってくると、楽しい!皆さん是非見に来てくださいね。




Posted at 09:15 | パドマ公演 | この記事のURL | Clip!! | コメント(0)


ライブ情報

『モヒニヤッタムとグンデルワヤン』

@スタジオ・キャロル(用賀駅徒歩5分)
南インド古典舞踊の生徒さんたちと合同発表会 12月6日(日)14時
無料
詳細はここをクリック


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